1)大学をフル活用して、「大学時代の勝ち組」をめざそう!
はじめまして!
私は、大学時代を有意義に送りたい!と考えている学生さんと一緒に「有意義な学生生活」について考えていきたいと思っています。
大学を卒業するときに「あー、4年間有意義だった!」と心から思える「大学時代の勝ち組」をめざす学生さんを応援したい!と思って、ブログを始めることにしました。
詳しくはぜひ、プロフィールを読んでください。
私は、大学時代の勝ち組は「大学をフル活用できる人だ」と考えています。
大学をフル活用できる人とは
- 「時間」「教育サービス」「ステイタス」を味方にしている
- 情報アンテナを磨いて、「Learning Access (学びの機会)」を増やしている!
- 自分による自分のための「最高の大学生活プラン」を常に練っている!
そして、大学をフル活用した人は、卒業時に満足のいく形で大学時代を振り返り、社会人としての実力を蓄え、自分のめざすキャリアプランの一歩を踏み出す人です。
「どの大学を卒業したか」ではなく、「どれだけ大学をフル活用したか」が、「大学時代の勝ち組」だと思っています。
その証拠に、最近の就活では、多くの企業が「大学ブランド」よりも「個人ブランド」を優先するようになってきています。
「時間」「教育サービス」「ステイタス」とは
時間 大学時代は自分が自由に使える時間がふんだんにあります。1日24時間、365日、それが4回、つまり35,040時間。睡眠時間以外は、基本的に自分がスケジュールを組んで使えます。夏と春の長期休暇が8回もあります。しかも、エネルギーも体力も充実している時期です。人生において最もキラキラした自由時間です!
教育サービス 大学のキャンパスにはいくつもの可能性が転がっています。価値のある授業、尊敬できる人たちとのネットワーク、様々な教育施設と環境。学生さんは授業料を払ってくれる大学の顧客です。顧客意識を働かせて、どれだけ価値のある買い物をするか!です。
ステイタス 忘れがちですが、「大学生」という恵まれたステイタスで、社会に存在できます。親元で監視保護された生徒でもなく、自立しなければならない社会人でもない。社会に認められた「自由人」、それが「大学生」というステイタスです。
「時間」と「教育サービス」と「ステイタス」、このメリットをしっかり認識し、有効利用できるかどうかで、大学時代は大きな差が出るはずです。
情報アンテナと「Learning Access (学びの機会)」とは
高校までと違って、大学はだれも親切に情報を与えてくれません。自分で情報を取りにいく!この姿勢が大切です。
同じキャンパスの学生でも、大学サービスや国・地方自治体のサービスをしっかり利用し、充実した生活をしている学生さんと、そうでない学生さんとかなり差があるようです。
私が教えていたマンモス大学の教授たちは、「この大学は、求める学生にはいくらでもチャンスがあるけど、求めない学生には何のチャンスもないんだ。。」と言っていました。小規模大学では、比較的、大学側からの情報をキャッチしやすいようですが、マンモス大学となると情報が多岐にわたり、情報網も複雑です。だから、アンテナを張ってなければチャンスを逃します。
自分に有効な情報をどうキャッチするか、その情報をどう料理するか、それが、大学時代の学びの機会の圧倒的な差!につながります。
自分のための「最高の大学生活プラン」を練るとは
4年間の「年間スケジュール」、学期ごとの「学期スケジュール」、そして日々の「1日スケジュール」、というマクロ的視野とミクロ的視野で大学時代のプランを練っていく必要があります。学生さんの手帳を見せてもらうと、今日のスケジュールがびっしり埋まっているしっかり者は多くいます。学期ごとのスケジュールも科目登録の関係でしっかりしています。しかし、「年間スケジュール」というマクロ的視野が圧倒的に欠けています。4年間でどこに向かって進んでいくのか、どこまで進みたいのか?このスケジュールがしっかりしていると、就活にも迷いがないようです。
4年間の大学生活はうかうかしているとあっという間に過ぎ去ります。
「方向性」と「進捗具合」、これを自分で見極める力が、社会人としての実力につながります。常に軌道修正しながら、「最高の大学生活プラン」を自分のために練って、実行していく力、これが求められます。
大学時代、あとあと振り返っても、とっても貴重な素敵な時間!だと思います。大学フル活用を目指す学生さんを、応援できたらと思ってます!よろしくお願いします。